結婚退職。本質を探究できる道へ。

仕事は結婚を機に退職し、その後はライフイベントに専念する日々に。
夫のアメリカ駐在に帯同し、そこでキリスト教信仰をもったことは大きな転機となりました。
もう一度仕事をするなら、自分に嘘をつかずに働きたいという思いが強くなったと感じています。
日本に帰国後、仕事復帰を考え始め1級FP技能士の資格を取得しました。
調べていくなかで「金融商品を販売しない中立なFP」が存在することを知り、とても魅力的に感じました。
「お客様の立場に立って、商品販売をすることを目的にせず相談に乗れる」、この仕事なら在職中に感じていた違和感を抱かずに働くことができると感じたからです。
人生に必要不可欠なお金について、特定の商品を扱う立場を離れて本質的なことを探究できそうだと感じていました。
お金がすべてではない。でも、お金は大事。

お金がすべてではないものの、やっぱりお金は大事です。
そして、お金のことを考えることは気が重いと感じる人も多いかもしれません。
「営業の人の言う通りにしていいのか不安だけど、自分1人だと何から考えていいかわからない」なんてお声もお聞きします。
実は私自身、ずっとお金の管理が苦手でした。
保険会社でお金に関係する仕事をしていても、家計管理はからっきし。
節約をやりすぎてひもじい思いをしたこともあります。
結婚してもその状態は変わらず、夫に管理を任せきりでした。
「計算しておいて」と頼まれたレシートを紙袋いっぱい溜め込んで、結局ぜーんぶ捨てたなんてことも。
心のどこかで「やらなきゃなー」と思いながらも必死に見ないふり。
思えばずっと薄暗い気持ちを抱えていました。
そんな私の転機になったのは、不動産会社のFPに相談をしたことでした。
現在から将来まで見通すライフプランシミュレーションを見て、目の前がぱぁっと明るくなった感じがしたのです。
苦手意識のあったお金のことの本質に少し近づけた感覚があったと思います。
この先の人生を予測することはできません。でも「1つのパターン」が分かることは大きい。全体像が整理出来て「家を買えそう」「家計もなんとかなりそう」ということが分かり、不安が小さくなりました。
それをきっかけに1級FP技能士資格の勉強をスタート。目を背けてきた家計管理に本腰を入れ始めたのです。
FP業最初の相談者は、何を隠そう”我が家”。
知識を総動員して徹底的に改革しました。
固定費の見直しから始めて、管理方法の最適化、資産運用の見直しなどなど。
結果、総資産◯万円に……なんてことより、何より使いたいところに思いっきりお金を使えるようになりました。
長年お金の管理が得意ではなかった私だったからこそ、家計が最適化される安心感は代えがたいなと感じています。
「1人ひとりに合わせた伝え方」を大切に。

AIが活躍する昨今だからこそ、「人に相談する意味」があるんじゃないかと思っています。
私自身は、「1人ひとりに合わせた伝え方」を意識して相談をお受けしています。
お客様1人ひとりの価値観、性格、状況はそれぞれ違います。
人間同士が話すからこそ直感的に分かる、その人の”人となり”があるなと感じています。
だからこそ、説明する単語の選び方や、資料の構成、質問の投げかけ方、メールの書き方などなど、お客様がどんな方なのかをよく見て、その人に合わせた伝え方をするように心がけています。
これ、私自身一方的なコミュニケーションを取ってしまい散々苦労してきたからこそ身に染みていることなんです。

高校時代に吹奏楽部で学生指揮者をやっていたとき、メンバーに思いが伝わらず悔しい思いをしました。
こっちは必死に準備しているのに、”やる気のないメンバー”は部室でサボるし、ますます空回り……という悔しさ。
いまだに忘れられません。
その後大学時代には、ビッグバンドサークルに。
トランペットセクションのリーダーとして「メンバーをまとめよう!」と思ったときに、高校時代と同じ悩みが出てきました。
悩む私に当時の指導者が勧めてくれたのが、デール・カーネギー著「人を動かす」。
「自分のやりたいことを誰も分かってくれない」と自分にばかり向いていた矢印が、「相手はどうだろう」と向きが変わった瞬間でした。
改めてメンバーを見回すと、いろいろな人がいました。
何年も強豪校で楽器を吹いてきた人。
下手ではないが練習に身が入らない人。
初心者でとにかく自信がない人。
強烈な強みはあるが能力にバラつきがある人。
そこからは、1人ひとりに合わせて指導するように変えました。
言い方、褒めるポイント、褒めるタイミング、モチベーションのサポート。
「この人」にとってベストなやり方は?と考え、1人ひとりに合わせた練習指導を意識するように。
そこからは一気に流れが変わった感覚があります。
上達も見えるようになり、お互いがお互いを信頼し合うような空気がになりました。
「相手のことを見て初めて伝わる思いがある」。
骨身にしみている私だからこそ、「1人ひとりに合わせた伝え方」が相談の前提にあります。
お金の”本質”って何だろう。

何名ものお客様の相談に乗るうちにはっきりしてきた考えがあります。
それは、「お金の正解は人によって違う」ということです。
もちろんFPは「どうやったらお金が一番効率的に増えるか」というプランを考えて提案します。
でも、そのプランが”すべてのお客様にとってベスト”というわけではないと思うんです。
お金の先にある、”人生そのもの”をどう生きたいか。
お客様それぞれの価値観・思い・人間関係・タイミング……こういったことを全部考えて初めて、「最適解」が見えてくるのではないかと考えています。
お客様のお話を聞くときも、できる限り深い価値観や思いまでお聞きして、最適な解決策を見つけていけたらと考えています。中立な立場でお金の相談に乗るからこそ、保険に入ることも、資産運用をすることも、強制する必要はありません。
お金の相談というと、「資産運用」「節約方法」など目の前の具体的な情報に目が行きがちです。
もちろんそういったことも大切。
でもそれ以上に、お金の向こうにある人生にも目を向けて、その人にとっての「最適な答え」を見つけること。
これが中立な立場でお金の相談に乗るからこそできる「自由」だなぁと感じています。
「心の根っこにある思いに正直に生きたい。」そんな”選び直し”のときに相談してほしい。

「人生これをやるのが正解」なんて、分かりやすい答えはありません。
けれども、自分の思いに蓋をして生きるのは、どこかしんどいもの。
私にとって、人生を「本質的に」生きるとは、心の根っこにある思いに正直に生きることなんじゃないか、と考えています。
「新卒から会社に勤めて、定年まで働き上げる」。
選択肢が増えている昨今でも、当たり前のようにこの”理想像”を目指している人も多いと感じます。
もちろんそういった働き方も素晴らしいものです。
けれども、人生でいろいろなことが起こるなか、もっと柔軟に”働き方を選び直したい”と感じる人もいるのではないでしょうか。
私自身、新卒で保険会社に入社してからは会社のためにがむしゃらに働いていました。
転勤もして出張もして休みの日も仕事をして……。
大変でしたが、やりがいもあって楽しい時間でした。
それでも、結婚を機に自分の思いに向きあって出て来た答えは「退職」。
「家族となる夫と一緒に暮らしたい」という素朴な願いを叶えるには、当時の働き方は続けられないと考えました。
その後、育児の手が離れて仕事を再開したいという思いを持ち今に至ります。
「昔みたいにがむしゃらに働く」……という選択肢がなかったわけではありません。
それでも、じっくり自分の心の根っこを探究して出てきたのは、「家族との時間を中心に暮らしたい」という思い。
もちろん今だって揺れたり、迷ったりすることはあります。
でも、自分の奥底にある思いに正直に生きられる、今の働き方を気に入っています。

この先の見通しが立ちやすい会社員の働き方。
そこからこれまでと異なる働き方を選ぶとき、お金の不安はつきものです。
私自身、個人事業主の働き方は不安定。
「これで大丈夫かな?」と心配になることもありました。
それでも「大丈夫」と続けてこられているのは、我が家にライフプランがあるからです。
家計が最適化されていて、いついくら必要かも分かる。
そして自分で管理できる。
土台にこの安心感があるからこそ、今自分が選んでいる道を自信をもって進むことができています。
当たり前のように「会社に合わせる」という働き方から、自分の心の根っこにある思いに正直になれる働き方に、”選び直す”とき。
新しい道を一緒に考え、整理し見通しを立て、まっすぐ進んでいくお手伝いが出来たらと願っています。
進む道は分かっているのに、お金のことが気になる。
そんな人が、お金の「本質」がわかって自分でコントロールできるようになれば、あとはもう自信をもってまっすぐ歩いていくだけになれるはず。
人の根っこに関わる、お金。
大事なのはお金の先にある、あなたの「人生」そのものです。
【最適解】を一緒に考えていきましょう。
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